彩色灰釉

下地に白化粧を施し、灰釉を掛けて焼きます。
灰釉より優しい色合いになります。
器によっては呉須を流し、模様にしています。

灰釉

松の木の灰を使った釉薬です。
焼成の雰囲気によって艶があったり
少しマットな感じだったりします。
濃く溜まった部分は綺麗な釉溜まりになります。

鉄釉

ベースは黒色ですが、緑や灰色などの色も
見えたりします。
焼成の雰囲気によって黒色よりだったり
緑色っぽくなったりします。

トルコブルー

青と緑の中間のような釉薬です。
釉薬が薄い所が茶色っぽく出る事があります。
小さなピンホールがある場合があります。

アトランティコブルー

鮮やかな青色の釉薬です。
小さなピンホール、下地の白化粧のムラが
ある場合があります。

マンガン釉

茶色や金色が混ざり金属っぽい質感です。
少しマット気味ですが、使ううちに
茶色の部分は少し濃く、
金色の部分は少し落ち着いた感じになります。
使い始めは水分や油でシミのように見えたりしますが、しばらくすると馴染んできます。
お米の研ぎ汁などでの目止めはしないで下さい。

粉引

赤土で成形し、白い土を泥状にしたもの(白化粧)を掛け透明な釉薬で仕上げる粉引という技法です。
白化粧の濃淡や、ピンク色の斑点のようなもの(御本)が出たりします。

山土

自分で山から土を掘ってきて作るため
不純物や小石が多く他の釉薬のものより
力強さがあり、鉄粉がよく出ます。

焼き〆

斜面に築いたのぼり窯で3日程度かけて
主に松の木を燃料に窯を焚きます。
炎の流れによって出来た緋色や、
それぞれ違う焼きが特徴です。